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2017年9月 6日 (水)

郵便配達人ウィルカの「郵便講座」☆ ~「信書」と「特別送達(とくべつそうたつ)」

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リアルの私は、『ドラゴンクエストⅩ』でお手紙を届けてくれるドラキーさんたちと同じ、「郵便配達員」です。

ドラキーさんのように空は飛べない代わりに、馬よりも速く走ることができるバイクに乗って、みなさまのお宅のポストに毎日お手紙を配達しています。



さてさて、ここでちょっと専門的なお話を。

あなたが誰かに書いたり、どなたからか受け取った手紙やハガキは、正式には「信書」といいます。


「信書」とは、

「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書」と郵便法及び信書便法に規定されています。

「特定の受取人」とは、

差出人がその意思又は事実の通知を受ける者として特に定めた者です。

「意思を表示し、又は事実を通知する」とは、

差出人の考えや思いを表現し、又は現実に起こりもしくは存在する事柄等の事実を伝えることです。

「文書」とは、

文字、記号、符号等人の知覚によって認識することができる情報が記載された紙その他の有体物のことです(電磁的記録物を送付しても信書の送達には該当しません。)。

(斜字は「総務省」のウェブページから引用)


一般的な手紙のほかにも、「領収書」や「見積書」、「運転免許証」や、「住民票」などの各種証明書類なども「信書」とみなされます。

その信書の集荷や配達を取り扱うことができる業者は、現在のところは、「日本郵便」の一社に限られています。

日本郵便が取り扱っている「ゆうメール(旧「冊子小包」)」や「ゆうパック」は「荷物」扱いとなるため、その他の宅配業者も同様に、荷物の中に信書を同梱することは郵便法により禁止されています。


日本郵便の「レターパック」は荷物と一緒に信書も同封できますが、「現金」を入れることはできません。

現金を送ることができるのは、「現金書留」だけです。

レターパックや、宅配便などその他の方法で現金を送ったことが判明した場合、「30万円以下の罰金」(郵便法84条1項)を科せられる場合があるので、絶対にやめて下さいね。

どうしても現金書留以外でお金を送りたい場合は、郵便局で発行している「定額小為替」を購入すれば、普通郵便で郵送することができます。

ただし、定額小為替1枚につき、発行手数料100円が必要です。

定額小為替を受け取った人は、全国の郵便局に持っていけば額面分の現金と交換することができます。(手数料は要りません)


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一般書留郵便物の一種として、「特別送達(とくべつそうたつ)」という特殊な郵便物が存在しています。

特別送達(業界内では略して「特送」と呼んでいます)は、「裁判所」、「特許庁」、「公正取引委員会」、「収用委員会」からの公的文書が封入された郵便物で、私たちの一般生活においては、「裁判所」が差出人の特別送達であることがほとんどです。

裁判所から送られてきた特別送達を郵便配達員が受取人に配達し、その事実を「郵便認証司」という専門の資格を持った人間が証明することで送達が完了します。


特別送達の業務に従事する人間は、私たち郵便配達員も含めて、「みなし公務員」とされています。

裁判所からの郵便物を正当な受取人に配達するまでの業務は、すべて「公務」とみなされるからです。

そして、なんらかの損害や犯罪が起こった場合、公務員として処罰されます。

また、特別送達は、正当な理由なく受け取りを拒否することはできません。

もし、正当な理由なく受け取りを拒んだ場合は、郵便物をその場に置いて帰ることで送達が完了します。(今まで、その場に置いて帰ったことは一度もありませんけどね^^;)

「特別送達」は、それくらい厳密かつ重要な郵便物なのです。



…なぜ、こんな堅苦しいことをわざわざブログに書いたのかというと、

昔、私の母宛に、裁判所からハガキで「特別送達」が送られてきたからです。

「信書の秘密」のために通信文の内容は書けませんが、もちろんこれは「詐欺」です。

よくよく考えてみてもわかることなのですが、裁判所からの重要な文書が、たかだか数十円&通信文も丸見えのハガキなんかで送られてくることなんて絶対にありえないですから~(笑)


本物の特別送達は、封書の宛名面に「特別送達」と表記されていて、宛名面または裏面に管轄の裁判所名が必ず記載されています。

封書には「郵便送達報告書」という裁判所に提出するための用紙が添付されていて、その用紙への受取人の署名または捺印と引き換えに、郵便配達員が直接手渡します。

郵便料金も1000円以上するもので、絶対に「書留」以外の郵便物で送られてくることありません。


もし、これをお読みのあなたのところにも、「特別送達」と書かれたハガキが届いたら、それは「詐欺」なので、絶対に相手などしないでそのまま破棄するか、もよりの警察署に届け出てくださいね。(今時、こんなアホくさい詐欺ハガキが送られてくることもないでしょうけど(笑))

ちなみに、そのハガキが届いた2年前に母は亡くなっていました(苦笑)

みなさまも、お気をつけくださいまし♪



というわけで、ウィルカの「郵便講座」☆はこれにておしまい♪



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